横浜市 川井浄水場(基本設計)
●概要●
明治34年築造の1号配水池の老朽更新に際し、最新のセラミック膜の濾過処理を行う
建屋を大規模に構築するにあたり、周辺に対しての施設の存在感についての修景提案
を行った。近くを通る国道16号線からは丹沢と富士山を背景に、表情を持たせた大きな
ボリュームの外観と旧施設の特徴的な形状を融合させる提案とした。
また、広く見学者を招き入れるための内部プランニング、大型浄水設備のレイアウト調整、
周辺整備についてもプラント設計とともに基本的な計画を行った。
●DATA●
所在地 神奈川県横浜市上川井
構造 鉄筋コンクリート造
規模 地下3階/地上3階
主用途 浄水場上屋 (膜濾過棟・排水処理棟・配水池棟)
敷地面積 31,021.46m2
建築面積 8,391.46m2
設計期間 2009年4月〜2009年9月(企画段階を含む)
工事期間 2010年4月〜2015年1月
施主 横浜市PFI事業、メタウォーター株式会社(SPC)
設計 東京設計事務所(港区)
施工 鹿島建設(横浜市)