東京芸術大学 赤レンガ二号館 耐震改修

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●概要●
・赤レンガ1号館に続く耐震改修
 隣の1号館に続いて旧東京図書館の書庫として明治19年に建築されたレンガ建築を
保存・再生する計画。1号館に比べて規模も大きく、また文化財保存の科がアトリエとして
使用するため、耐震補強とともに設備系統も全て最新のものに入れ替えをしている。
関東大震災後の補修により塞がれた窓を再び開け、階段の位置も変えて内部の間取りを
全て変更している。しかし120年前の良質な大断面の松の梁はなるべく再利用して活かす
計画とした。基本計画・基本設計・現場監理を担当。

●DATA●
所在地    東京都台東区 東京芸術大学構内 
構造     組積造(レンガ)+壁式RC造にて補強  
規模     3階建て  
主用途    教員室・アトリエ室 
施工床面積  558m2(169.1坪)
耐震診断   2009年4月〜6月
設計期間   2009年6月〜9月
工事期間   2009年10月〜2010年3月
設計監理   東京芸大 施設課  
構造     万建築設計事務所
施工     サンエス建設株式会社他

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私達が心がける設計とは空間の中で
気配を感じあいながら互いが繋がる
場所を作りたいと思っています







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