国立の家
●作品の紹介●
・二つの家族のアクティビティ
作曲家と風車研究者夫婦の子世帯、洋画を趣味とする親世帯のための二世帯小住宅。
2階にある高天井の音楽室は、作曲活動・レッスンそしてサロンコンサートが開ける
防音室になっており、子世帯の部屋へとつながる。
1階は親世帯の部屋となり、家族室、寝室が中庭に面している。
上下の世帯が中庭を介してお互いにゆるやかにつながっている。
・新世代熱源システム (エネファーム)
都市ガス利用の最新型燃料電池発電・熱源システムを導入。
ガスから水素を取り出して発電し、電送ロスを抑え廃熱を利用して湯沸かし、
風呂・台所はもちろん床暖房にも容量いっぱいまでフルに活用しています。
・光の中庭
東西に長い矩形の土地のため、不利な日照条件を中庭を設けることで部屋の奥まで光を届けている。
デッキ張りの中庭では娘さんが元気よく三輪車で走り回っています。
●DATA●
所在地 東京都国立市
構造 木造在来工法
規模 地上2階/ロフト付き
主用途 住宅
敷地面積 149.7m2(18.90坪)
建築面積 37.40m2(11.33坪)
延床面積 105.76m2(32.04坪)
設計期間 2006年12月〜(企画段階を含む)
工事期間 2007年9月〜2008年2月
構造設計 柏原和子構造設計事務所
施工 松栄企画株式会社(さいたま市)
特殊設備 温水式床暖房
燃料電池発電+熱源システム(エネファーム)